ネガティブと捉えられがちなこと
先日、先輩方からとあるオンライン(結構、有名なサイト)のカウンセラーに
相談したときの話がありました。私も「はっ!!」としました。
1つ目は60歳近くになり病院によく行くという話しをしたら、
「それは辛く、たいへんですね。」と応答されて凄く腹がたったという話しです。
話し手の先輩(女性)は、健康を維持してできるだけ長いこと講師活動
をしたいので、ちょっとでも気になることがあると病院に行かれているそうです。
なので、もっと前向きな予防の気持からおそらく「健康を気にされているのですね。
(明るめのトーンで)」ぐらいが気持ちのずれが少ないのではないかと思いました。
または「長く講師活動を続けるために健康維持をご自身で気を遣われているんですね。」
2つ目は誰からも慕われ引退を惜しまれている先輩が定年退職に向けて、
職場のさりかたについて話した際、「何か寂しそうな気持が伝わってきました。」
とベテランの女性カウンセラーから言われ、怒りの気持がでたそうです。
話し手の先輩(男性)は、有終の美を飾りたくてそれをどうするのがいいのかを
話したかったそうです。
この2つの話しから思うのは、カウンセラーとして話しを聴くときは当たり前
なのですが、「話している方は今、どんな思いなのか」を自分の当たり前を横に
おいて聴く大切さです。ともすると私も自分に似た体験の話しの際、自分と話し
手の方の思いとごっちゃになって聴いてしまうことがあるので、「はっ!!」と
しました。改めて「話し手の方はこんな考え・気持ちなんだなぁ」を忘れないこ
とが大切だと感じました。